2019年度をもって引退する700系新幹線のグリーン席・自由席を乗り納めしてきました

引退が迫る700系新幹線 

「カモノハシ」の愛称で親しまれた700系新幹線は2019年度をもって引退することが決定しています。時間にゆとりがあったため東京出張から関西に戻る際にのぞみ号ではなく、700系で運行されているこだま683号に乗車してきました。

 

おそらく私はこの乗車が東海道線を走る700系に乗車する最後の機会になるかなと思いますので、心行くまで満喫してきました。

 

700系新幹線について

引退が迫る700系新幹線

 

営業運転を開始した1999年3月13日より早20年。0系新幹線や300系新幹線の後継として東海道・山陽新幹線にて一時代を築いてきた700系新幹線ですが2020年度のダイヤ改正をもって東海道新幹線から引退してしまうことが決まっています。

 

700系全盛期では、最高速度が0系・300系新幹線よりも速いため、のぞみ号やひかり号などの速達列車として大きな役割を果たしてきました。しかし、その後さらに進化したN700(A)系の台頭によって現在ではこだま号としてほんの少しだけ運用されています。

 

トンネル突入時の騒音を出来る限り短いノーズで効果を発揮するために考案されたエアロストリーム形によって先頭車両の顔がたまたまカモノハシに似ていたため、700系新幹線は「カモノハシ」の愛称で親しまれてきました。

 

ホームから眺めるだけでワクワクする

引退が迫る700系新幹線

 

今回乗車したのは、こだま683号新大阪行です。通勤で新幹線を利用するときは2分前にホームに着けば十分余裕があるなと感じる私ですが、今回は15分ほど前にはホームに上がってきており、懐かしい思い出を振り返りながら新幹線の車体を眺めていました。

 

旅行の際に家族や友人と一緒に写真を撮った700系のロゴを見ると良い思い出が溢れるほど蘇ってきて胸が熱くなりました。

 

 

引退が迫る700系新幹線

 

私が乗車したこだま683号に使用された編成では方向幕が採用されており、幕の色褪せ具合を見るとこの700系新幹線が長い間働き続けてきた歴史や功績を感じさせてくれました。

 

照明の影響もあり黄ばんだように見えますが、長年丁寧に整備されてきたであろう車両はとてもピカピカでした。もう引退してしまうのが惜しいくらい生き生きとしていてまだまだ元気に走ってくれるのではと思わせるほどです。

 

 

心躍る東京駅出発のチャイム

現在では列車種別に関係なく「AMBITIOUS JAPAN!(JR東海所有車両)」や「いい日旅立ち(JR西日本所有車両)」が使用されていますが、700系全盛期ののぞみ号の始発チャイムとして用いられていたのは現在の東海道新幹線の東京駅発車メロディーでした。

 

このメロディーを聴くだけでも様々な記憶が頭の中を駆け巡るのです。東京出張の際の私の楽しみのひとつにこのメロディーを聴くというものがあるくらいです。たとえ品川駅の方が近かったとしてもわざわざ東京駅まで行って聴くくらいです。このメロディーにはそれだけたくさんの思い出が詰まっているのです。

 

車内も味があって素晴らしい

長年活躍し続けて生きた700系新幹線の車内はグリーン車・普通車ともにとても味があります。

 

満員でも落ち着いている快適なグリーン車

引退が迫る700系新幹線のグリーン車

 

東京駅から米原駅まで「EXこだまグリーン早特」を利用しグリーン車に乗車しました。この日は満席に近かったのですが、それでも静かで落ち着いた快適な空間になっているのはグリーン車のすごさかなと思います。体を包み込むような厚いシートや深いリクライニング、電球色の車内灯は疲れた体を癒してくれます。また長距離・長時間の移動であっても疲れをほとんど感じさせない点は、私がグリーン車を利用する一番の理由です。

 

顔のような送風口

引退が迫る700系新幹線のエアコン

 

下から見ると冷や汗をかいたおじさんの顔のような送風口は700系の特徴的な部分で、私が小さかった頃はずっと誰かに見られている気分になり少し怖がっていたことを覚えています。(笑)

 

たくさんの思い出が詰まった普通車

引退が迫る700系新幹線の普通車

 

東京駅から米原駅まではグリーン車に乗っていましたが、途中下車して米原駅から京都駅までは普通乗車券を購入し普通車に乗車しました。小さい頃に乗っていたのはもちろん普通車だったので普通車の方が思い出が詰まっているのです!!

 

普通車に座ってみると、初めて新幹線に乗車した時の事、家族旅行で利用していた時の事、修学旅行で新幹線を貸切ってはしゃいでいた時の事など様々な情景が頭の中で蘇りますね。

 

引退が迫る700系新幹線のデッキ

 

デッキにはこのようなポスターが掲示されているのですが、目に入った瞬間に懐かしい!!と心の中で叫びました。機能的で効率重視の新幹線の車内にほっと一息つけるような雰囲気の空間があるのは魅力的ですよね。

 

新幹線の中で食べる駅弁は格別

引退が迫る700系新幹線の車内で食べる駅弁

 

新幹線移動の醍醐味の一つに駅弁を食べるというものがあります。通勤で使う比較的短距離の移動でなければ欠かさずに駅弁を買ってしまいます。今回もいつも通り東京駅構内の駅弁屋 祭にて興味をひかれる駅弁とビールを購入し新幹線に乗り込みました。

 

過去にも新幹線の車内で食べる駅弁の記事を執筆したことがあるので是非こちらもご覧ください。

 

www.doraji-trip.com

 

味くらべ 四大かに飯

新幹線の中で食べる駅弁

 

こぼれイクラととろサーモンハラス焼弁当

新幹線の中で食べる駅弁

 

まとめ

今回は日記のような記事になりましたが楽しんでいただけたら幸いです。私のように700系新幹線に思い入れがある方もいらっしゃると思います。たくさんの人々の夢や思い出を乗せて走り続けてきた700系新幹線にはご苦労様でしたと伝えたいものです。

 

東海道新幹線からの引退までもう1年を切ってしまいましたね。ラストランまであともう少しだけがんばってください!!というのが今の私の気持ちです。